ISOは、つぎの2点を重要視しています。
(1) ISOは、製品をつくり、サービスを提供するプロセスで安全な労働環境や地球環境を共有し、資源の有効活用とともに、組織と品質、環境の改善を達成する仕組みづくりと実行を求めています。
(2) ISOの考えは、法律を守り、顧客要求や利害関係の意見を聞き、「経営資源の見合った継続改善」により顧客満足や環境負荷の低減を求めています。
このようにISOは難しいことを求めているのではありません。
要は、ビジネスコモンセンスを基本に、自社の経営資源に見合った物差しによる「適切で、妥当で、有効な」仕組み、つまり「ムリ、ムダ、ムラのない」システムをTPO(時、場所、場合)に応じてつくり、誰もが継続的に実行し有効な結果を出せることが大切です。これこそがISOの本質です。
わが国の企業のなかでも中小企業では、世界市場に製品やサービスを供給するうえで、より早く、安く、仕組みを身につけ、近代的企業に生まれ変わる必要に迫られている事情にあると思われます。このようなとき、当センターは、まず「認証費用の不要」な自己宣言型ISOを構築し、みずから組織改善を始め、企業改革や企業再生を進め、いつでも第三者認証が受けられる状況にしておき、必要に応じて第三者認証を受ければ良いと考えています。
今、自己宣言型ISOを活用して「顧客を重視した購入者、使用者および環境」の立場を変える好機です。実践してみませんか。
<自己宣言型ISO>